【興法寺】生駒山の奥に存在する自然に囲まれた秘境のお寺とは？

大阪平野が一望できる美しい自然と歴史的な遺産で知られる生駒山。

その生駒山深くにある秘境のお寺「興法寺」をご存知ですか？

石切駅から生駒山頂までのハイキングコースとして人気の「辻子谷コース」の道中に現れるこのお寺。

登ったことのあるハイカーならよく知っているお寺ですが、そうじゃない方にとっては謎めいたお寺でしょうか？

今回はそんな方のために筆者が身を持って「辻子谷コース」を登ってきたので、ぜひご覧ください。

ひよっぴ

生駒山はいろんな歴史背景があっていいですね！

興法寺とは

興法寺は生駒山上に近い標高400メートルの山腹に広がっています。

境内には神武天皇ゆかりの時雨桜があり、春には美しい花を咲かせます。

また、11月には見事な紅葉を楽しむことができます。

このお寺は真言宗醍醐派に属しており、役行者によって創建されました。

しかし、南北朝時代の正平三年(1348)に起こった四条畷合戦によって諸堂が消失してしまい、

その後、永禄六年(1363)には大西丹後守浄味によって再興されましたのが現在の興法寺となります。

興法寺の本尊は木造の十一面観世音菩薩立像であり、この本尊は大阪府の有形文化財に指定されています。

ひよっぴ

桜の季節は一本桜がとっても綺麗ですよ！

興法寺への行き方

興法寺は石切駅から生駒山頂までのハイキングコース「辻子谷コース」の途中に位置しています。

このハイキングコースはハイカーに人気であり道中にはお地蔵さんが所々に鎮座していることから、信仰の道とも称される場所です。

道はほとんど舗装されていますが、険しい坂道が続きます。

杖があると便利かもしれません。

ひよっぴ

けっこうな坂道なので、しっかり準備してくださいね！

まとめ

興法寺は、秘境的な雰囲気と豊かな自然に囲まれた空間です。

生駒山ハイキングの途中で立ち寄ることで、

訪れる人々は日常の喧騒から離れた素晴らしい時間を過ごすことができるでしょう。

道中は険しいかもしれませんが、ぜひ運動と癒しを堪能してみてくださいね！