実は石切神社は２つある！もうひとつの石切神社【上之社】でお参りしました！

石切劔箭神社(通称 : 石切神社)は実は２社制の神社ということをご存知でしょうか？

石切神社とは一般的に石切劔箭神社下之社のことを指すのですが、それとは別に石切商店街を更に上に登った先にある石切劔箭神社上之社と呼ばれるもうひとつの石切神社が存在します。

実は「石切劔箭神社」とは下之社と上之社の２社を指しているのです。

ではなぜ2社なのか？それぞれ違う神社なのか？ご利益は？

今回は知っているだけで2倍楽しめる石切劔箭神社上之社について記事にさせて頂きます！

石切劔箭神社上之社の基本情報

自然豊かな場所にある石切劔箭神社上之社ですが、下之社と同じくこちらでも御百度参りができます。

石切神社創建の地として鎮座

もともと上之社は饒速日尊(にぎはやひのみこと)をお祀りするために創建され、一方の下之社は饒速日尊の子である可美真手命(うましまでのみこと)をお祀りするために創建されたと言われています。これらふたつを合わせて「石切劔箭神社」と呼ばれていた。

神社合祀政策により下之社に取り込まれる形で合祀する…

しかしそんな上之社でしたが、明治40年の神社合祀政策によって下之社に取り込まれるという形で合祀し上之社は石碑のみが残る形となりました。

ところが、石碑になっても尚お参りする参拝者は跡を立たず、多くの参拝者のご懇意により昭和47年に再興される形となり、今の石切劔箭神社上之社の形があります。

腫瘍を直してくれる神様が祀られる

下之社と上之社では同じ御祭神を祀っているため、ご利益も同じとなります。

石切神社ではでんぼの神様(でんぼとは関西弁で腫れ物という意味)が祀られている為、石切神社は癌などの腫瘍を取り除いてくれるご利益があると言われています。

その力は石をも切り裂くという所以から「石切神社」と名付けられた

石切神社がなぜ有名なのかというと、神社の名前にもなっている石をも切り裂くほどの強い力を持っていると言われているからです。

そんな言い伝えから全国各地からご利益を求めて多くの参拝客が足を運んできます。

無事にお参りしました

今回の目的はお参りだったので、無事に感謝を伝えることができました。

この場所は夏でも涼しく自然豊かなので結構訪れたりします笑

まとめ

以上、今回は石切劔箭神社上之社について記載させて頂きました。

下之社ほどではないですが、石切神社の創建の地として数多くの参拝者が来られる上之社。

人々の想いがこの上之社が再建されるきっかけになったんですね。

このように石切神社の背景を知っているだけで初詣やお参りの際、より一層楽しむことが出来ます！

ぜひ、訪れた際には少しでも背景を思い出して頂けると嬉しいです。